地理の証拠三十三

火山に居住:アンテパス山と阿蘇山

 

参照

   7  そして彼らは、戦う準備をして、アンテパスと呼ばれている山の頂上に集まっていた。

  10  そして夜になると、彼は密使をアンテパス山に派遣し、その名をレホンタイという、山上にいる者たちの指揮官に、会談したいので山のふもとに下りて来るように求めた。

  12  さて、アマリキヤは、レホンタイを山から下りて来させることができないのを知ると、自分から山を登って行き、レホンタイの宿営の近くまで行った。そして彼は、四度目の伝言をレホンタイに送り、下りて来るように、また衛兵を連れて来るように求めた。

アルマ書47:7、10、12

紀元前約七十二年



説明

    阿蘇山は地球上の数少ない場所の一つで、人々が火山の火口のなかに住んでいます。 阿蘇山の火口は巨大で、阿蘇市の人口は約27,000人です。 古代にも人々はこの山の火口に住んでいた可能性が高いです。

 アルマ47には、アンテパスと呼ばれる山が三回言及されています。これは、モルモンが彼の全書で名を挙げた唯一の山です。 それがゼラヘムラの近くにあったので、それは九州にありました。 この山はその大きさのために重要です。モルモン書では、一番大きな山とだけしか呼ばれていません。  他の小さい山は丘と呼ばれます。 たびたびそれらの丘には名前が存在していました。いずれにせよ、アンテパス山は非常に大きかったように思われます。さらに、その山の頂上は比較的平らでした。そこでレーマン人の反逆者がそこに駐留されることが出来ました。 これは阿蘇山に違いないです。このような特徴を持つ山は九州にはありません。

    おそらく彼らは火口の壁に囲まれていた良い防御位置にありました。



結び

    アンテパス山と九州の阿蘇山は同一山です。地図三.モルモン書の地を参照してください。」


写真一.十八 アンテパス山(外輪山の大観峰から見た阿蘇カルデラと火山群の五岳)

写真一.十九 アンテパス山(阿蘇山空撮)