地理の証拠十三

温暖な気候

 

参照

8  そして、御霊はわたしに「見なさい」と言われた。そこでわたしが見ると、一本の木が見えた。その木はちょうど父が見た木のようであって、その木の美しさはほかに比べようがなく、まことにあらゆる美しいものをしのいでいた。またその白さは、風に舞う雪の白さにも勝っていた。

ニーファイ第一書11:8

紀元前約六百年から五百九十二年に至る



33 さて、夜になると、テアンクムとその部下は夜に紛れてひそかに出て行き、アマリキヤの宿営に忍び込んだ。すると見よ、レーマン人は、日中の戦いと暑さのためにひどく疲れて眠り込んでいた。

アルマ書51:33

紀元前約六十七年から六十六年に至る



説明

    天候について、モルモン書の中では雨について記述はしているものの、雪に関しては記述されていません。一カ所だけ雪について記述されていますが、それは天候とは関わりのない個所です。(参照:ニーファイ第一書11:8)

    冬の天候については述べられていません。さらに「寒い」とか「涼しい」と言った天候に関する表現も記述されていません。

    「日中の暑さ」の表現は一度だけ述べられています。それは南方の地にありました(参照:アルマ書51:33)


結び

    約束の地の気候は温暖でした。8

8 その天候の描写は主に約束の地である南方の地に関しています。ニーファイ人の歴史の中で彼等は殆どを約束の地である南方の地に居住していました。